SEOで大事なのはキーワードってのはよく聞く。
では具体的にキーワード眺めて何すりゃいいんだ?って初心者の方多いと思います。
私もBLOG開設当初はしばらく考えるのやめてました笑
多分貴方は「正直面倒です。具体的に何すりゃいいのかさっぱりわかりません。」こんなこと頭の中で考えてませんか?みんな最初はそう考えてます。
今回のこの記事はそんな貴方の為に超ざっくりとKW選定を理解しつつAIを活用する方法を記事にしたいと思います。
今回使用するツールは
- ラッコキーワード(有料版)
- chatGPT(GPT4) Code interpreter($20/月のサブスク)
この2つだけです。
chatGPTを無料で使用している人結構多いかもですがそれはあくまでお試し用です。
実用的に使用する為には$20のサブスク必須です。
でも高いなーって考えてる人も多そうですけど、これを今から勉強するか躊躇するかで
今後数ヶ月でやったやらないで相当な差がついてしまうと思います。
変な商材買うよりよっぽどか有用なお金の使い方ですよ。
わからないこと質問すればなんでも教えてくれる心強い相棒になるのは間違い無いです。
ではまずラッコキーワードでキーワード抽出してみましょ
ラッコキーワードのサジェストキーワードを選択
とりあえず 今回は1語だけのBIGキーワードで。
”chatGPT” を入れてこのキーワードのサジェストを手に入れます。
サジェストキーワード取得画面の右上に注目
この「月間検索数を取得する(Google)」を押します
この画面になればOK
一覧の右上にあるCSVボタンを押してCSVをローカルに取得してください
以上でラッコからキーワードを抽出してローカルにそのCSVを持ってくるところまではおしまい。
chatGPTを活用したキーワードリサーチ: お宝キーワードの見つけ方
SEOの世界で成功するためには、最適なキーワードを見つけることが必要不可欠です。
しかし、これは一筋縄でいくものではなく、多くの場合、深い洞察と効率的なデータ分析が求められます。
この記事では、AIを活用してデータから”お宝キーワード”を見つけるプロセスを解説します。
まずはじめに、お宝キーワードとは何かを理解することが大切です。
これは一般的に、高い検索ボリューム、低いCPC(コストパーコンバージョン)、そして低い競争性を持つキーワードを指します。
具体的には、多くの人々が検索しているものの、まだ広告主や他のウェブサイトによって十分にカバーされていないキーワードです。
これらのキーワードをターゲットにすることで、検索エンジンの結果ページで上位に表示される可能性が高まります。
しかし、これらのキーワードを見つけるためには、大量のデータを効率的に分析する能力が求められます。
この記事では、OpenAIのchatGPT GPT-4 & Code Interpreterを活用して、このプロセスをどのように自動化できるかを紹介します。
Code Interpreterにデーターを読み込ませる。
まず ラッコキーワードが出力するCSVの形式そのままで読ませるとエラー出て読めないとchatGPTがぼやきます。
chatGPT自身に調べさせると
utf-16’エンコーディングを使用してファイルを読み込むことに成功しました。また、データはタブ(’\t’)で区切られているようです
この形式で読み込むようにプロンプトで指示すると良いでしょう。
ちな適当にやっても自己修正して読もうとしますので大丈夫です。
適当にやってもなんとかしようとchatGPTが努力するのはこんな感じ笑
データのフィルタリング
次に、お宝キーワードの条件(高い検索ボリューム、低いCPC、低い競争性)を満たすキーワードを抽出します。このフィルタリングは、データセットの各列に対して行います。
プロンプト:このキーワードの中から検索上位に食い込めるお宝キーワードを探してください
“お宝キーワード”を見つけるためには、一般的に以下の特性を持つキーワードを探します:
- 月間検索数(”月間検索数”列)が高い:これはそのキーワードが高い関心を持つことを示しています。
- CPC(”CPC($)”列)が低い:これは競争が少なく、広告費が比較的低いことを示しています。
- 競合性(”競合性”列)が低い:これはそのキーワードに対する競争が少ないことを示しています。
上記の条件を満たすキーワードを見つけるために、これらの列をそれぞれフィルタリングしてみましょう。ここでは月間検索数が中央値より高く、CPCと競合性がそれぞれ中央値より低いキーワードを抽出します。具体的な数値はデータによりますので、適切な閾値を設定するためにまずは各列の基本的な統計情報を確認しましょう。
以下は、”月間検索数”、”CPC($)”、”競合性”の各列についての基本統計情報です:
- 月間検索数(検索ボリューム):平均は約2,698、中央値は110、最大値は1,830,000
- CPC(コストパーコンバージョン):平均は約1.30、中央値は0.00、最大値は41.88
- 競合性:平均は約3.08、中央値は1.00、最大値は66.00
これらの情報を元に、以下の条件でデータをフィルタリングします:
- 月間検索数が中央値(110)より大きい
- CPCが中央値(0.00)以下
- 競合性が中央値(1.00)以下
これらの条件を満たすキーワードを抽出しましょう。ただし、この方法はあくまで一例であり、実際にはビジネスの目標や状況に応じて適切な閾値を設定する必要があります。例えば、より競争が激しい市場では、より高い競合性を許容するかもしれません。また、より高いリターンを期待できる場合は、より高いCPCを許容するかもしれません。
条件に一致する186のキーワードが見つかりました。これらは、比較的高い検索ボリュームと低いCPCおよび競合性を持つ”お宝キーワード”と言えるでしょう。ただし、これらのキーワードが具体的にどのように活用されるかは、ビジネスの戦略や目標によるところが大きいです。以下に抽出したキーワードの一部を示します:
No | キーワード | 月間検索数 | CPC($) | 競合性 |
---|---|---|---|---|
410 | chatgpt 文字数制限 | 1900 | 0.0 | 0 |
490 | chatgpt ログインできない | 1900 | 0.0 | 1 |
492 | chatgpt 論文 | 1900 | 0.0 | 0 |
118 | chatgpt エラー | 1900 | 0.0 | 0 |
95 | chatgpt アカウント | 1600 | 0.0 | 1 |
初心者が思うCPCが0のキーワードって価値あるの??について
CPCが0.0と表示されているキーワードは、広告主がそのキーワードに対して実際に支払う費用が非常に低い、または現時点では誰もそのキーワードに対して広告を出稿していない可能性があります。これは一般的にそのキーワードが競争が少ない、もしくは広告としての価値が認識されていないことを示す可能性があります。
コンテンツ作成やSEOの観点から見ると、CPCが0.0のキーワードが必ずしも悪いとは限りません。これらのキーワードは競争が少ないため、それらをターゲットにすることで検索結果の上位に表示されやすい可能性があります。また、これらのキーワードがまだ広告主によって見落とされているだけで、実際には高い検索ボリュームを持つ可能性もあります。
しかし、一方でCPCが0.0のキーワードは、そのキーワードがあまりにも特異すぎる、あるいは関連性や商業的な価値が低いという理由で広告主から見過ごされている可能性もあります。そのため、これらのキーワードを採用する際にはその他の指標(例えば検索ボリュームや競合性)も考慮に入れることが重要です。
CPCが0.0のキーワードを採用するべきかどうかは、そのキーワードがあなたのコンテンツやビジネス目標とどの程度関連性があるか、またはそのキーワードをターゲットにした場合にどの程度のトラフィックやコンバージョンが期待できるかによります。この情報はCPCだけではなく、検索ボリューム、競合性、そしてあなた自身のビジネスやコンテンツ戦略から判断する必要があります。
データの分析
最後に、抽出したキーワードを更に分析して、最も有望なキーワードを特定します。これには、キーワードの検索トレンド、関連キーワード、またはそのキーワードを含むウェブサイトの品質など、他の情報も考慮に入れることができます。
プロンプト:抽出された186のキーワードを月間検索数の大きい順に全てTABLE表記で出力してください
以下に、条件に一致する186のキーワードを月間検索数の大きい順に表示します:
No | キーワード | 月間検索数 | CPC($) | 競合性 |
---|---|---|---|---|
410 | chatgpt 文字数制限 | 1900 | 0.0 | 0 |
492 | chatgpt 論文 | 1900 | 0.0 | 0 |
118 | chatgpt エラー | 1900 | 0.0 | 0 |
490 | chatgpt ログインできない | 1900 | 0.0 | 1 |
95 | chatgpt アカウント | 1600 | 0.0 | 1 |
… | … | … | … | … |
88 | chatgpt plus メリット | 140 | 0.0 | 1 |
837 | chatgpt voicevox | 140 | 0.0 | 1 |
830 | chatgpt url 読み込み | 140 | 0.0 | 0 |
762 | chatgpt ポリシー違反 | 140 | 0.0 | 0 |
702 | chatgpt 文章要約 | 140 | 0.0 | 1 |
これらのキーワードは、比較的高い検索ボリュームと低いCPC、競合性を持つ可能性がある”お宝キーワード”と言えるでしょう。ただし、具体的にどのキーワードがあなたのビジネスやコンテンツに最適であるかは、各キーワードの関連性や目的によります。そのため、これらのキーワードを使用する際には、それらがあなたの目標と一致することを確認してください。
雑学:あれ?186キーワード見つけたのになんで一部だけ表示??
プロンプト:上記の一覧は186キーワード全て出してくれという私の希望を達成してますか?
申し訳ありません、完全に誤解しました。
全186キーワードをここに表示することは制限されていますので、代わりに全キーワードを含むCSVファイルを作成し、それをダウンロードできるようにします。
これで良いでしょうか?
ダウンロードでお願いします。 ダウンロードファイルを作りながら答えてください。制限とは具体的にどのようなものですか?
以下のリンクからCSVファイルをダウンロードできます:
treasure_keywords_sorted.csv(実際にはここにリンクが張られてcsvダウンロード可能になる)
なお、ここでの「制限」とは、このチャットインターフェイスで一度に表示できる情報量に関する制限を指しています。
一つのメッセージには一定の文字数制限があり、また、全体の見やすさを保つためにも、一度に大量のデータを直接表示することは推奨されていません。そのため、大量のデータを共有する場合には、通常はファイルとして提供することが推奨されます。
なるほど これは確認ですので実際に出力はしないでください 可能か不可能で答えてください。 表示可能な最大数を超えたら分割して表示してください とプロンプトを貴方に提示した場合先ほどの186のキーワードを画面に表示することが可能ですか?
はい、それは可能です。186のキーワードを一度に表示する代わりに、複数のメッセージに分けて表示することができます。
ただし、それでも一度に表示できる情報量は一定の制限がありますので、全てのキーワードを表示するには複数回に分けて表示する必要があります。
また、大量のデータを表示すると、他の情報が見づらくなる場合があるため、注意が必要です。
実際に出来上がった csvはこんな感じ。
この中から自分で目的に合致したキーワードを選んでそれを元に記事を書きましょー笑
以上です!こんな感じでサチコのデーターとかTwitterのアナリティクスとかなんでも食わせて分析してみると今まで見えてなかった発見が色々とあると思いますよ!
Code Interpreterはグラフ化してさらにデーター分析を捗らせることも可能です。