chatGPT Plusとは何か: 新しい概要と基本
2023年11月7日にOpenAIは OpenAI DevDayをサンフランシスコで開催しました。
そこで発表された非常にエキサイティングな内容に私はとても驚きましたよ。
GPTsの実装にものすごく期待しています。複雑なカスタムインストラクション設定で悶えていたのが一気に解消される予感がします。
新しいchatGPT Plusのポテンシャルを改めて確認しておきましょう
ChatGPT Plusは、OpenAIが提供する有料サブスクリプションサービスです。
月額20ドルで、ピークタイムでもChatGPTへのアクセスが可能であり、応答時間が速くなり、新機能への優先アクセスが提供されます。
このサービスは世界中の顧客に提供されており、ユーザーフィードバックに基づいてさらに改善・拡張される予定です。
ChatGPT Plusの新しい特徴
ChatGPT Plusは、無料版と比較して、安定したアクセス、高速なレスポンス、新機能・改善機能への優先的な利用が可能です。
さらに、GPT-3.5およびGPT-4を利用でき、回答の精度が高まり、最新情報を反映した回答を得られます。
優先サポートやマルチモーダル対応、プラグイン機能の利用も可能です。
さらにいままで苦しめられてきた少ないトークン数が一気に増えたという嬉しい情報もあります。
回答の精度上昇や長文解釈など得られるメリットは想像以上にあります。
そして学習データーの最終日は2023年4月となりました。
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| 創造性と協力 | GPT-4は以前よりも創造的で協力的であり、曲の作曲、脚本の執筆、ユーザーの執筆スタイルの学習など、創造的および技術的な執筆タスクの生成、編集、繰り返しができます。 |
| 画像入力 | GPT-4は画像を入力として受け入れ、キャプション、分類、分析を生成できます。 |
| 長文対応 | GPT-4は25,000語以上のテキストを処理できるため、長文コンテンツの作成、長期にわたる会話、文書の検索と分析などの用途に対応できます。 |
| 高度な推論能力 | GPT-4はChatGPTよりも高度な推論能力を持ち、より進んだ推論が可能です。 |
| パフォーマンス | GPT-4はChatGPTよりも高いパーセンタイルでテスト受験者の間でスコアリングすることで、パフォーマンスが向上しています。 |
この記事を読むメリット
ChatGPT Plusについての知識は、サービスの全体像を理解する上で大いに役立ちます。
GPT-4のdefaultモードでDALL·E 3へのアクセス、高度なデータ分析、Bingを使ったブラウズ機能など、多様な特徴が組み合わされています。
もはやプラグインモードの必要性が無いレベルでの進化ですね！
特にGPT-4は、従来のGPT-3.5よりも優れたパターン認識能力を持ち、高品質なレスポンスを提供します。
読むことの具体的なメリット
| 特徴 | 説明 |
|---|---|
| 高品質なレスポンス | GPT-4は複雑なデータパターンをより効果的に認識し、望ましい結果をより少ないプロンプトで生成します。 |
| アートの生成 | DALL·E 3は、技術的な概念をシンプルな用語で説明し、視覚化するための画像を生成することができます。 |
| インターネットブラウズ | 最新の情報に基づく回答を得るため、Bingを通じてウェブをブラウズします。 |
| データ分析 | データを分析し、グラフを作成することで、情報に基づいた意思決定をサポートします。 |
DALL·E画像生成: 創造性を高める新機能
DALL·Eは、画像認識と自然言語処理を統合したマルチモーダルAI技術の一環として開発されました。
これにより、テキストの説明から高解像度で独創的な画像を自動生成することが可能になり、AIによる創造力の拡張を示しています。
オープンAIはDALL-Eのモデルを公開していませんが、これがオープンソースコミュニティの刺激となり、世界中の研究者が画像生成AIの開発に取り組むきっかけとなりました。
DALL·Eによる創造性の向上
| 特徴 | 説明 |
|---|---|
| マルチモーダルAI | 画像とテキストの関連性を活用し、テキストに基づいて独創的な画像を生成します。 |
| 独自性と高解像度 | ユーザーの指示に基づき、高解像度で独創的なビジュアルを生成する能力を持っています。 |
| コミュニティの活性化 | DALL-Eの影響で、オープンソースコミュニティ内で画像生成AIの開発が活発になっています。 |
Browsing Mode: 効率的な情報収集の進め方
ChatGPT Plusには、Web BrowsingとPluginsの二つの機能が備わっています。これらは設定からベータ機能として有効化でき、Browsing Modeでは最新情報の検索、Plugins Modeでは様々なプラグインの利用が可能です。
私は長らくPluginモードでスクレイピング系のプラグインをONにして情報収集をしていましたが
最近はもっぱらchatGPTのブラウジングモードを活用してます。
理由は動作の速さと情報の収集能力ですかね。
あきらかに最近のプラグインモードは動作速度が遅すぎてイライラしたり下手するとプラグインエラーで作業が中断したりとか頻発しますのでプラグインは極力つかいません。
Browsing Modeの有効化方法
- ChatGPTの設定画面を開き、「ベータ機能」を選択します。
- 「Web Browsing」と「Plugins」を有効にします。
- 新しいチャットを開始し、GPT-4を選択後、「Default」、「Browsing」、または「Plugins」モードを選びます。
Plugins Modeの使用方法
- Plugins Modeを選択し、「プラグインなし」と表示されたら、「プラグインストア」からインストールします。
- インストールしたいプラグインを選び、「インストール」をクリックします。
- インストール後は、「GPT-4」オプションの下にアクティブなプラグインのアイコンが表示されます。ここからプラグインのオン・オフを切り替えられます。
Analysis Mode: データ解析とプログラム生成の実際
ChatGPT Advanced Data Analysisは、データ分析とコード解釈のための強力なソフトウェアです。
データ視覚化の強化、エラーチェック、外れ値検出、自然言語処理など様々な機能を提供し、特にマーケティング戦略の最適化を支援するために競合他社と比較して際立っています。
ChatGPT Advanced Data Analysisの特徴
新たな機能として、画像解釈、改良されたコード解釈、データ分析機能が導入されています。
2023年7月からChatGPT Plusユーザーと企業クライアントに利用可能になりました。
対応ファイルタイプ
テキスト、画像、文書、コード、データ、オーディオ、ビデオなど、様々なファイルタイプをサポートしています。
これにより、多様なデータ分析タスクに対応可能です。
画像認識機能
画像からテキストを読み取り、シンボルを理解し、シートをスキャンする能力を持っています。
これにより、オブジェクトを識別し、画像を分類し、視覚データからデータ洞察を抽出できます。
画像をchatGPTに読み込ませて画像を加工するプロンプトを指定すると元画像を加工して出力できたりもします。例えば顔にモザイクかけてとか人物画をUPして背景をサイバーパンク風に変更してとか結構なんでもできたりまします。
chatGPT Plusを使った具体的な応用例
ChatGPT Plusは、多岐にわたる業務をサポートし、業界を変革し、イノベーションを推進する可能性を示しています。
ビジネスにおけるChatGPT Plusの応用例
| 用途 | 説明 |
|---|---|
| バーチャルアシスタント | スケジューリング、リマインダー、基本的なタスクを支援 |
| カスタマーサポート | 自動化されたカスタマーサービスを提供 |
| コンテンツ生成 | ブログ投稿、記事、ソーシャルメディアのキャプション作成 |
| 言語翻訳 | テキストの言語変換 |
| 教育と指導 | 個別指導や教育サポート |
| コーディングヘルプ | コードの提案、デバッグ、説明支援 |
| クリエイティブライティング | 創造的な執筆プロジェクトでアイデア生成とフィードバック提供 |
| 意思決定支援 | 情報提供、長所と短所、代替案の提示 |
| 旅行計画 | 旅行のおすすめ、旅程計画、最良のディール検索 |
| メンタルヘルスサポート | ストレスや不安への対処方法提案 |
| 個人財務 | 予算立て、投資、財務計画の支援 |
| ニュースと情報 | 最新のニュース、天気予報、一般知識の提供 |
| 新しいスキルの学習 | 新しいスキル習得の支援 |
| ゲームコンパニオン | ビデオゲームでのヒント、ティップス、戦略提供 |
| イベント計画 | 会場、ケータリング、エンターテイメントの推薦 |
| 医療情報 | 基本的な医療質問への応答、症状、健康アドバイスの提供 |
| レシピ提案 | 食事の好み、利用可能な材料、料理に基づくレシピ提案 |
| パーソナルスタイリスト | ファッションアドバイスと服装の提案 |
GPTsについて最新情報
OpenAIはカスタムバージョンのChatGPTを作成できる「GPTs」を導入しました。
これにより、ユーザーは日常生活や特定のタスクにおいてChatGPTをカスタマイズし、共有することが可能になります。
例えば、ボードゲームのルールを学ぶ補助、子供の数学教育、ステッカーデザインなどにGPTsを使用できます。
カスタムGPTの作成は、対話を通じて指示を与えることで簡単に行え、ウェブ検索、画像作成、データ分析などの機能を選択できます。
ChatGPT PlusおよびEnterpriseユーザー向けのサンプルとして、CanvaやZapier AI Actionsが提供されています。
GPTsは、特定の目的に合わせてChatGPTをカスタマイズすることを可能にし、多くのユーザーがChatGPTのさらなるカスタマイズを求めていました。
Custom Instructionsを介して一部の設定を可能にしていましたが、より多くの制御を求める声がありました。
GPTsは、これまで手動でコピーされていた慎重に作られたプロンプトや指示セットを自動化します。
わたしのようなカスタムインストラクションオタクおたくには涙が出るほど嬉しい機能追加ですね笑
OpenAIは、コミュニティのビルダーによって作られるGPTsが最も素晴らしいものになると信じています。
教育者、コーチ、便利なツールを作成するのが好きな人など、専門知識を共有するためにコーディングを知らなくてもGPTを作成できます。
GPT Storeは、月末にロールアウトされます。
ユーザーはGPTsを公開し、共有することができます。
GPT Storeでは、検証済みのビルダーによる作品が特集され、GPTsは検索可能になり、リーダーボードでのランキングが可能です。
OpenAIは、生産性、教育、「楽しみのため」といったカテゴリーで最も有用で楽しいGPTsをスポットライトする予定です。
数か月以内に、GPTの使用者数に基づいて収益を得ることができるようになります。
OpenAIは、プライバシーと安全性を念頭に置いてGPTsを構築しました。
ChatGPTとGPTsとのチャットはビルダーと共有されません。
GPTがサードパーティのAPIを使用する場合、データがそのAPIに送信されるかどうかをユーザーが選択できます。
ビルダーが独自のGPTにアクションや知識をカスタマイズするとき、そのGPTとのユーザーチャットをモデルの改善とトレーニングに使用できるかどうかをビルダーが選択できます。
これらの選択肢は、アカウント全体をモデルトレーニングからオプトアウトするオプションを含む、ユーザーが持っている既存のプライバシー制御に基づいています。
参照および引用元
https://openai.com/blog/introducing-gpts
まとめ
OpenAIが強力に推し進める chatGPT。ますます目が離せませんね。
私はGPTsを活用して現在カスタムインストラクションで生成しているBLOG記事生成のTOOLを
新たにつくれたらいいなーと今から楽しみにしています！
GPTsで作成したTOOLを一般の人に公開してそれを販売できるプラットフォームができるとか
収益化が大好きな人々は狂喜しそうですね笑
ノーコードTOOLは世に色々ありますがコードを触れる人間がchatGPTのオフィシャルなノーコードツールを使用してどんな感想を持つのか自分自身の感想に興味があります。
今後AIを取り巻く環境はますます統合された環境になりほんとそのうちにSF映画のスタートレックに出てきたような完全な対話型のコンピューターはすぐそこまできてるのかもしれませんね。
あと200年くらい生きてみたいね笑
