私のメインマシンはApple siliconの M1MacBookProです。
windowsの皆さんが自在にstable diffusionを活用されてるのを横目で羨ましく思っていましたが
このDiffusion Beeという Apple silicon用のアプリを使うようになってから私も十分に楽しめるような環境になりました。
DiffusionBeeの主な仕様
- DiffusionBeeとは: DiffusionBeeは、Stable Diffusionを使用してAIアートを生成する最も簡単な方法です。完全に無料で、オフラインで動作し、制限はありません。ソース
- システム要件: DiffusionBeeはIntelまたはM1/M2 CPUを搭載したMacで動作します。Intelの場合はMacOS 12.3.1以降が必要で、M1/M2の場合はMacOS 11.0が必要です。ソース
- 画像のサイズ: Stable Diffusionは512 x 512(デフォルト設定)で訓練されているため、画像の高さ/幅を設定することができます。他の次元では結果が劣る可能性があります。ソース
- 最適なパフォーマンス: 最適なパフォーマンスを得るためには、16GBのRAMを搭載したMacコンピュータに’DiffusionBee’をインストールすることが最善です。ソース
大きな特徴としては現在の画像生成AIのトレンドはWEB UI 方式が主流で Diffusion Beeのように完全にスタンドアロンで動作するアプリは珍しいかもしれません。
まぁスタンドアローンで動作するということは完全にオフラインで楽しめるわけでネットに接続してなくても動くわけですね!セキュリティ的に安心できる(あんなプロンプトやこんなプロンプトは人には見られたくないですねw)メリットもございます。
それなりにサクサクと動作するのでストレスなく楽しめますね。
DiffusionBeeは、AIアートの生成における革新的なツールです。その多様性とアクセシビリティは、ユーザーが自分だけの独自のアートワークを作成するための新たな道を開きます。
こいつはさまざまなアートスタイルを生成する能力を持っています。これは、Hugging Faceなどのプラットフォームから無料でダウンロードできるAIモデルファイルを使用することで可能になります。
これらのモデルファイルは特定のアートスタイルを生成するために訓練されており、ユーザーはこれらを自由に選択してダウンロードすることができます。
DiffusionBeeの利点は、全ての操作がオフラインで可能であること、そしてダウンロードしたAIモデルファイルがユーザーのMacに保存され、いつでも利用できることです。また、生成したアートワークや使用したAIモデルに関する情報はインターネット上に残らないため、ユーザーのプライバシーは保護されます。
さらに、DiffusionBeeはNSFW(閲覧注意的なw)という制限が基本的にはありません。これは選択したAIモデルによるものですが、これによりユーザーは自由に創造性を発揮することができます。そして、そのような画像を生成しても、ユーザーのプライバシーは保護されます。
これらの特性により、DiffusionBeeはAIアート生成の新たな可能性を開くツールとなっています。
DiffusionBee:ダウンロード・インストールの方法
公式でダウンロードします。
それぞれ自分のシステムにあったものをダウンロードしてください。
公式にアクセスすると
Click here to download the technical preview of DiffusionBee 2
というリンクもあります。
こちらは DiffusionBee 2 Technical Preview版です。
私は現在両方両方のバージョンを併用してますがどちらも快適に動作してます!
バージョン混在は可能ですのでご興味のある方は DiffusionBee 2も試してみてください。
操作法はほぼ同じですがUIがかなり改善されています。
将来的にwindowsもサポートされるようですね。2023/7/19時点ではwaitリストがありますので気になる方は登録しておくと良いと思います。
インストールはいつもと同じでインストーラーを起動したら出現するアイコンをぐいっとApplications にドラッグするだけです。
さてdiffusionBeeの敷居は相当に低いぞ!使い方を説明
windowsの要件を見てると、やれグラボがあれをインストールだこれをインストールだと色々と前提手順がややこしくてこの時点で挫折する人居そうですが笑
好きな方は苦も無く諸々前提条件揃えてバッチリと楽しむ方も多いと思いますが笑 実際ちょっと悩む方多いのでは無いでしょうかー?
実はこのDiffusion Beeはアプリをインストールして後は使ってみたい学習モデルを拾ってくれば終わりです笑
手軽すぎて拍子抜けしちゃうくらいですね
ちなみにAUTOMATIC1111に追従しての様々な機能UPをしている感じなので今後色々と期待できそうですね。
ちなみに生成速度はハードに依存しますが結構速いですよ。windowsの鬼グラボみたいには流石に行きませんけどね
AI学習モデルをもらってきましょう。
私のお友達のウルトラスキルな murasan のところにいい記事がありますw他力本願ですんませんw
まぁ基本ここ行けば大体なんでもあるので好きなのを好きなだけ持ってくればいいと思うけど
学習モデルは基本的に数GBあるのが普通なのでSSDがパンクしない程度にね
ちなみに私はこんな感じの学習モデルを駆使して楽しんでます。
さてDiffusionBeeの実際の画面を見てみよう
- プロンプト入力欄
- ネガティブプロンプト入力欄
青いジェネレートボタンの横には左からこんな感じ
項目 | 説明 |
---|---|
Prompt Ideas | さまざまな人が作成したAIアートとプロンプトを参照できるサイトへのリンク |
Model | 自分でインストールした学習モデルを瞬時に変更可能 |
Styles | プロンプトの参考ワードが色々と提供されている |
Options | 画像のサイズやその他の詳細設定を調整可能 |
HIstoryには自分が作成した履歴がある
いくつか画像を作ってHIstoryを覗いてみると過去に自分が作成した画像のサムネイルと
その時に使用したプロンプト・ネガティブプロンプト・SEED値などが参照できます。
後から再生成したりするときに便利ですね!
その他DiffusionBeeでやれること
さらに凝ったことやりたい人はこんな項目も用意されてますので
やってみたらいいと思います。
流石に画像を超美しく再描画する系のものはまだ使えませんけど学習モデル次第でかなりのハイクオリティな画像が作れることは間違いありません笑
DiffusionBeeで作った絵はこんな感じです 時々Twitterに貼り付けて喜んでいるので見たことあるかも?
DiffusionBee/DiffusionBee2で生成したAI画 結構いいでしょー?
この辺りから DiffusionBee 2 で生成してます。↓